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Oracle10gのバックアップに必要なSQLコマンド一覧(まとめ)

<概要>

ここまで勉強してきて、
オラクルのバックアップに関するアーキテクチャが見えてきたでしょうか。


ここでは、今まで学んだオラクルのバックアップに必要なSQLコマンド一覧を書きます。
すぐに使えるように、全て例文で書きました。実践に即して使えます。


印刷して、便利帳のように使ってください。
これを見ながらデータベース操作すれば、エンタープライズマネージャー必要ないです。

<1.データベースの起動・停止>



・管理者としてログイン
・一般利用者としてログイン


・通常起動
・初期設定指定の起動 (例)
(spfileでは、上記起動はできません)


・マウントで起動
・マウントから通常起動へ


・通常停止
・強制停止

DOS> sqlplus sys/password as sysdba
DOS> sqlplus scott/tiger


SQL> startup
SQL> startup pfile='c:\tmp\initorcl.ora'



SQL>startup mount
SQL>alter database open


SQL> shutdown immediate
SQL> shutdown abort

<2.初期設定関連>


通常は、spfile起動にしておいたほうが無難でしょう。

・spfileの格納場所
SQL> select value from v$system_parameter where name ='spfile'


・pfile → spfile
SQL> create spfile='c:\spfile' from pfile='c:\pfile'

・spfile → pfile
SQL> create pfile='c:\pfile' from spfile='c:\spfile'

・spfile起動の時
SQL> create pfile='c:\pfile' from spfile



・再起動ありの初期設定変更(書式)
SQL> ALTER SYSTEM SET <PARAMETER>=<VALUE> SCOPE=SPFILE

・再起動なしの初期設定変更 (書式)
SQL> ALTER SYSTEM SET <PARAMETER>=<VALUE>


・再起動ありの初期設定変更(例)
SQL>alter system set control_files='c:\tmp\c1.ctl' scope=spfile

・再起動なしの初期設定変更(例)
SQL>alter system set log_archive_dest_2='location=c:\tmp'


<3.コントロールファイル>



・コントロールファイルの場所は?
SQL>select name from v$controlfile


・コントロールファイルの登録、変更、削除(書式)
SQL>alter system set control_files = 'ファイル1', 'ファイル2', ・・・ SCOPE=SPFILE

・コントロールファイルの登録、変更、削除(例)
SQL>alter system set control_files = 'c:\c1.ctl', 'c2.ctl' SCOPE=SPFILE

登録、変更、削除は再起動が必要です。

<4.データファイル>



・データファイルの場所は?
SQL>select tablespace_name, file_name from dba_data_files


・データファイルの変更(書式)
SQL>alter tablespace <表領域名> rename datafile '元ファイル1','元ファイル2' to '新ファイル1','新ファイル2'

・データファイルの変更(例)
SQL>alter tablespace AAA rename datafile 'c:\oracle\db\old1.dbf','c:\oracle\db\old2.dbf' to 'c:\oracle\db\new1.dbf', 'c:\oracle\db\new2.dbf'

<5.REDOログファイル>



・書き込み中のREDOログファイルグループは?
SQL> select group#, status from v$log

・REDOログファイルの場所は?
SQL> select GROUP#, MEMBER from v$logfile


強制的に、REDOログのカレントを移動(ログスイッチ)
SQL> alter system switch logfile

・グループへメンバーの追加(例)
SQL> alter database add logfile member 'c:\redo1.log' to group 1

・グループ1のREDOログファイル状態(例)
SQL> select group#, status from v$logfile where group#='1'



・メンバー(ファイル)の変更(書式)
SQL> alter database rename file '変更前ののファイル名' to '変更したいファイル名'

・メンバー(ファイル)の削除(書式))
SQL> alter database drop logfile member 'ファイル名'


・メンバー(ファイル)の変更(例)
SQL>alter database rename file 'c:\redo1.log' to 'redo_new1.log'

・メンバー(ファイル)の削除(例)
SQL>alter database drop logfile member 'c:\redo1.log'


<6.アーカイブログファイル>



・アーカイブログ出力のON、OFFの確認は?
SQL> select log_mode from v$database
別方法
SQL> archive log list


ノー・アーカイブ(出力OFF)にする
SQL> alter database noarchivelog

・アーカイブ(出力ON)にする
SQL> alter database archivelog

上の2つは、マウント状態で実行する


・アーカイブログファイルの出力先は?
SQL> select name, value from v$parameter where name like 'log_archive%'


・オラクルが設定したデフォルトアーカイブログ出力先
SQL> select name from v$recovery_file_dest
別方法
SQL> show parameter db_recovery_file_dest



・アーカイブログファイルの設定(例)
SQL> alter system set log_archive_dest_2='location=c:\archive'
locationは、ディレクトリ指定

・オラクルが設定したデフォルトのアーカイブログファイルの設定(例)
SQL> alter system set db_recovery_file_dest='c:\archive'
上記ディレクトリに、自動でSID名のフォルダと日付フォルダが作成されます


・アーカイブログファイルの削除(例)
SQL>alter system set log_archive_dest_2=''

・オラクルが設定したデフォルトのアーカイブログファイルの出力先削除(例)
SQL>alter system set db_recovery_file_dest=''



・log_archive_dest_2に、デフォルト出力先を設定する(例)
SQL>alter system set log_archive_dest_2='LOCATION=USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST'


大分、慣れてきましたか?
あと、
初心者がハマる注意点も
勉強しておきましょう。