クラウドで 伸びる人沈む人 |
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ドコモ(NTTDoCoMo)のテレビ電話はギャグか?
<安易に信用してはいけません> 今回は、私の友人に起きた、ある 悲劇をお伝えしてきましょう。 まあ、安易に他人を信用してはいけない、という話ですが、 寂しい世の中です。 <ドコモショップでの会話> 2008年2月、NTTDoCoMoから、携帯の新機種705iシリーズが発売になりました。 私の友人A君は、この新機種発売を心待ちにしていました。 何故なら、A君は単身赴任で、可愛いお子さんと奥さんとTV電話をしたかったからです。 そこで、テレビ電話をするために、ドコモショップに新機種の携帯電話を買いにいきました。 A君「あの〜、テレビ電話が出来る新機種が欲しいのですが」 店員「705iシリーズなら、どれでも出来ます」 店員が 「NTTDoCoMo 携帯電話カタログ2008 02」を持ってきて、P63を開くと、 ↓のような説明が書いてありました(スキャンしました)。 ドコモのパンフレットを見て安心したA君は、 A君「じゃあ、Panasonicがいいです。P705iをください」 店員「ありがとうございます」 こんな会話と説明があって、A君は P705iを購入したそうなんですね。 <悲劇の始まり> さっそく、A君は家族とテレビ電話をかけてみました。しかし、驚いたことに、P705iは テレビ電話ができないのです。 いや、正確に言うと、テレビ電話は繋がることは繋がるのですが、 なんと、携帯電話の内側にインカメラがついていないので、 相手に自分の顔を見せることができないのです。 わかりますか?この間抜けな状態。 つまり、携帯電話のカメラとモニターが同一面に無いので、 カメラに自分の顔を出すと モニターの相手の顔が見えないし、 モニターで相手の顔を見ると 相手側には自分の顔が映っていないのです。 マヌケ・・・・! おまけに、家族と一緒にモニターで見ながらインカメラの写真もできない・・・ A君は、情けなくて涙が出てきたそうです。 <開き直ったドコモの店員> あきらかに、この商品は パンフレットと違っています。 だってパンフレットを見ると、相手の顔を見ながらテレビ電話やってますよね。 しかも、ドコモの店員に「テレビ電話ができる」とまで言われていたのです。 でも、 P705iはテレビ電話が出来なかった。 で、A君は、ドコモのお店に交換をお願いしに行ったのです。 A君「テレビ電話できると言われて買ったのですが、できませんでした。」 店員「えっ!?、そんなはずは。ちょっとまってください」 A君「機種の交換か、返金お願いします」 店員「お客様、確かにお互いの顔が見えませんが、テレビ電話自体はできます。」 A君「ちょっと、相手の顔見えなくて、テレビ電話じゃないでしょ。パンフレットと違うし。」 店員「いえ、それはお客様がご納得して購入されたのですから」 A君「馬鹿言うな、納得してないよ。テレビ電話やりたいって購入したんだから。」 店員「そうですねえ。鏡に映してテレビ電話やってください。」 とまあ、こんなやりとりが続いたのですが、 ドコモ側では、お客様の責任というだけで、全く話にならなかったそうです。 A君は、しまいには切れて帰ってきたそうですが、 4万円をドブに捨てた、と泣いてました。 パンフレットも店員もテレビ電話できるって言っているのに嘘だったのだから、 せめて機種交換してあげて然るべきかと思いますが。 <知らん顔で修正されたパンフレット> そんな感じで、A君の主張は無視されていましたが、 笑えることに、 ドコモの半年後のパンフレットでは、 ちゃっかり内容が修正されました。 「NTTDoCoMo 携帯電話カタログ2008 06」のP60です。 見事に注意書きが追加されています。 きっと、A君の他にも苦情が殺到したのかもしれません。 しかし、それにしても笑えるのは、あくまで「テレビ電話できます」と言い張っているところ。素直に、 「対面のテレビ電話ができません」と記述すればいいのに。 あくまで自分の非は認めない、 その浅ましさ、笑っちゃいますよ。 そんな話が、私の身のまわりでありました。 半分詐欺のような気すらしますが、ドコモは全く融通が利きません。 悲惨な話でした。 携帯電話購入は、気をつけてくださいね。 |