Java有償化について

サーチマン佐藤です。
こんにちは。


現在、多く出回っているJavaは、
「Oracle Java 8」ですね。

「Oracle Java 8」は、2014年にリリースされ、
何回もマイナーバージョンアップが行われ、

私のJavaテキストも、それを追うように
バージョンアップしてきました。

「Oracle Java 8」を、業務システムに組み込み、
お客さんに納品し、商用利用してきた。

全て無料でした。


しかし、「Oracle Java 8」の
商用利用での無料バージョンアップは、
2019年1月終了です。

従って、2019年2月以降、
「Oracle Java 8」を商用利用する場合、
選択肢は二つです。

・そのままにしておく。
・サポート契約を結ぶ。


前者は、引き続き無料で使えますが、
バージョンアップないので、
バグやセキュリティの心配が出てくる。
(閉じたシステムなら、それもいいかも?)

後者は、そんな心配はないけど、
お金がかかってくる。
1プロセッサー、3000円程度。

まずは、その決断ですね。


また、バージョンアップはしたいけど、
絶対に無料にしたい場合は、
「Open Java 11」を入れる選択肢もあります。
(↑OracleとOpenの違い、意識してね)

ちなみに、
「Oracle Java 11」も「Open Java 11」
もリリース直後は同等ですが、

「Oracle Java 11」は、
サポート契約が必要(有料)で、
マイナーバージョンアップもしてくれる。

「Open Java 11」は、
サポート契約不要だけど、
マイナーバージョンアップがない。
(リリース直後の半年間あるだけ)

従って、
「Open Java 11」を使うとなると、
11→12→13→14と、
ひたすら、自分の手で、
入れ替える必要が出てきそう。
(ちょっと面倒ですね)

以上が、
商用利用の状況でしょうか。


一方で、個人利用はどうか?

「Oracle Java 8」の個人利用は、
少なくとも2020年12月までは、
無料バージョンアップしてくれるようです。

従って、今、アナタのPCに入っている
開発や勉強用にインストールした
「Oracle Java 8」があるなら、
当面、それを使えばいい。

私のJavaテキストも、当面は、
「Oracle Java 8」の
バージョンアップを追いかけます。

で、ある段階にいったら、
「Open Java」も考えてみようと思いますが、

まあ、基本的に、教育だけだったら、
無料のJavaを使えばいいかと思いますよ。


ま、細かいこと言うと、
もう少し複雑なんですが、
大枠、そんな感じでしょうかね。

ではでは、以上です。

また、お会いしましょう。
ありがとうございました。


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