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Linux(Fedora9)の文字化け対策をする UTF-8→eucJP

<概要>

Fedoraは、デフォルトで文字コードがUTF-8になっています。

ssh(tera term)などで接続したときは、EUC文字コードにしておかないと、文字化けしてしまいます。
ssh(tera term)での文字化けを防ぐには、以下の手順になります。

・サーバーの文字コードをEUCにする。
・ログインし直して、ssh(tera term)の設定をEUCにする。
・manコマンドの文字化け対策もする




ちなみに、文字コードは、、UTF-8、EUC、SJISなどがあって、ようするに日本語を表すための変換ルールなのです。
UNIXはEUCが多いし、WindowsはSJISです。

<1.サーバーの日本語文字コードをUTF-8からeucJPにする>

/etc/sysconfig/i18n ファイルを編集します。(もちろん、管理者でね)
viでこのファイルを編集しようとすると、文字化けの影響を受けて、このファイル自体の編集が困難ですから、
sedコマンドを使いましょう。

sedコマンドは、以下の形式で使えます。
sed -i 's/置換前の文字列/置換後の文字列/g' ファイル名
↓sedコマンドで、UTF-8からeucJPに変更例

<sedコマンドで、UTF-8からeucJPに変更例>

[root@host ~]#sed -i 's/UTF-8/eucJP/g' /etc/sysconfig/i18n ←変更実施

[root@host ~]#cat /etc/sysconfig/i18n←catコマンドで、eucJPになっていることを確認しましょう。
LANG="ja_JP.eucJP"

<2.ログインしなおす>

上の画面から、一度、きれいさっぱりログアウトしてください。
その後、再度、sshでログインしなおしてください。
そのとき、sshのsetup-terminal-kanjiをEUCに設定します。そうすると、文字化けがなくなります。
↓tera term設定画面

<ssh(tera term)設定画面 EUCに設定する>


ヘッダーのメニューから、設定→端末を選択。
漢字の受信、送信をEUCに変更して、OKをクリック。


設定が終わったら、
ヘッダーのメニューから、設定→設定の保存を選択して、保存しておきます。

<3.エラーコマンドで文字化けが解消しているか試す>


設定しおわった後、一度ログアウトして再度ログインします。
故意にエラーコマンドを出して日本語が出るか試してみましょう。


<日本語の表示を試す>

[root@host ~]# ls aaaa ←こんな感じで、コマンドに適当なオプションをいれてエラーをおこさせる
ls: cannot access aaaa: そのようなファイルやディレクトリはありません
↑のように、きちんと日本語が表示されましたね

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