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属性によってスコアは違うのでは?

差別と言うけど、同じになる?

現在、採用では、こんな風潮がでてきています。

属性によって、採用差別をしてはいけない。

そうですね。それはOKだと思います。
しかし、こんな矛盾がある気がします。

シリコンバレー在住Hさんとの会話

先日、シリコンバレー在住の某有名企業勤務の
日本人(Hさん)と、こんな会話をしました。

テーマは採用における差別

<サーチマン>
採用の基準は何ですか?
<Hさん>
もちろん、能力です。
<サーチマン>
複数人を採用して、男性:女性、Black:White、
その比率が偏った場合は、どうなりますか?
<Hさん>
差別と見なされます。
<サーチマン>
能力で採用したら、比率が偏ることもあるのでは?
<Hさん>
差別がなければ、比率は同じになるはずです。

差別が無ければ、Black・White,男女の比率が
本当に同じになりますかね?

なるわけないですよ。
私は、逆差別を産むと思いますが。

属性によるスコアの分布図

以下のグラフは、スコア(何らかの能力)と、その属性の母集団に対する割合だ。

例えば、「力」という能力だ。
黒線が男性。
赤線が女性。・・・としてみよう。

女性の「力」持ちの人は、男性の「力」の低い人を上回る。
でも、全体的に見れば、男性が上回っている。

属性と能力の分布図

当たり前だが、ここで力仕事の能力で採用したら、 男女比が同じになるわけがない。
こんなんが、差別になるわけがない

各自、X軸に何らかの能力、
Y軸に属性(男女、出身、人種)あてはめて考えよう。

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