クラウドで 伸びる人沈む人 |
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Mail:受信メールサーバー(Dovecot)をつくり、メールの受信をする。
<概要> 受信メールサーバーは、qpopperとdovecotが有名です。 qpopperの占有率が高いようですが、dovecotがセキュリティが高いようなので、dovecotを選びます。 注意) 受信メールサーバーは、POPやIMAPというプロトコルを使います。 POPはID・パスワードが平文で流れます。IMAPは、ID・パスワードに暗号がかかりますので、若干セキュリティが高い。 多くのメーラーで使われているのは、POP(POP3)ですね。サーバー側は、どちらにも対応できるようにします。 では、いってみます。 <1.Dovecotのダウンロードとインストール> Dovecotのダウンロードとインストールを行います。yumコマンドで一発です。 成功確認もしておきましょう。 (↓Dovecotのインストール画面) <Dovecotのインストール画面> [root@host root]# yum -y install dovecot←dovecotのインストール・・ 中略 Running Transaction Installing: postgresql-libs ######################### [1/4] Installing: perl-DBI ######################### [2/4] Installing: mysql ######################### [3/4] Installing: dovecot ######################### [4/4] Installed: dovecot.i386 0:0.99.14-4.fc4 Dependency Installed: mysql.i386 0:4.1.12-2.FC4.1 perl-DBI.i386 0:1.48-4 postgre sql-libs.i386 0:8.0.3-1 Complete!←成功 [root@host root]# yum clean packages ←パッケージの削除 Cleaning up Packages 4 packages removed [root@host var]# ls -la /etc/dovecot.conf←成功すると、/etc/dovecot.confというファイルができます -rw-r--r-- 1 root root 20379 4月 23 06:05 /etc/dovecot.conf <2.受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う> dovecotは、デフォルトの設定でOKです。いつものように、起動と自動起動の設定を行います。 (↓受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う) <受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う> [root@host root]# /etc/rc.d/init.d/dovecot start←dovecotを起動するDovecot Imap を起動中: [ OK ]←成功 [root@host root]# chkconfig dovecot on←dovecotの自動設定起動をオンにする [root@host root]# chkconfig --list dovecot←3番目がオンなので自動起動します dovecot 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ <3.メールの送受信テストを行う> 送信メールサーバーと受信メールサーバーがたちあがりましたので、メールの送受信テストをしてみましょう。ただし、インターネットを経由してのメール送信は、色々設定が必要になり、まだ無理です。 それは、後述するDns(ネーム)サーバーの設置との実験であわせてみていきましょう。 ローカル(クライアントPC)で、自分のパソコンを使って試してみましょう。 ●メールソフトに以下の通り設定をしてみてください。 送信メールサーバー:192.168.0.102 受信メールサーバー:192.168.0.102 ユーザーID、パスワードは、LINUXでのあなたのユーザーIDとパスワードを使ってください。 ●メールを書きます。 メールを書いてテストするのですが、注意点が一つあります。 宛先のユーザー名だけにしてください。 例えば、xxx@searchman.info → xxx のように宛先を書くのです。 というのは、まだドメインの解決(ネームサーバーの設定)ができていませんので、ひとまずはこれでテストしてみましょう。 注意)ネームサーバーの設定は、後で詳述します。 テストはうまくいきましたか?これでメールサーバーの第1段階は終了です。 |