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BIND:BIND(ネームサーバー)をインストールしてみよう。

<概要>

Bind(ネームサーバー)をインストールして、名前解決をできるようにします。
名前解決とは、ドメインからIPアドレス、IPアドレスからドメインを引くことができます。
例えば、www.yahoo.co.jp → 202.229.199.136


ネームサーバーは、名前解決するために、上位のネームサーバーに問い合わせを行います。
上位のネームサーバーの概念は、ここでは割愛します。


以下の順でいきます。
・ネームサーバーのインストール
・そのネームサーバーを使って、本当にインターネット接続できるのか。


では、いってみます。

<1.Bindのダウンロードとインストール>

Bindのダウンロードとインストールを行います。
yumコマンドで一発です

成功確認もしておきましょう。
↓Bindのインストール画面

<Bindのインストール画面>


[root@host root]# yum -y install bind←bindのインストール
・・中略
Transaction Test Succeeded
Running Transaction
Updating : bind-libs ######################### [1/6]
Updating : bind-utils ######################### [2/6]
Updating : bind ######################### [3/6]
Cleanup : bind ######################### [4/6]
Cleanup : bind-utils ######################### [5/6]
Cleanup : bind-libs ######################### [6/6]

Updated: bind.i386 24:9.3.1-10_FC4
Dependency Updated: bind-libs.i386 24:9.3.1-10_FC4 bind-utils.i386 24:9.3.1-10_F
C4
Complete!.←成功


[root@host var]# ls -la /var/named←成功すると、/var/namedというディレクトリができます
合計 88
drwxr-x--- 4 root named 4096 8月 23 05:33 .
drwxr-xr-x 23 root root 4096 9月 2 07:52 ..
drwxrwx--- 2 named named 4096 8月 23 05:33 data
-rw-r--r-- 1 named named 198 8月 26 2004 localdomain.zone
-rw-r--r-- 1 named named 195 8月 26 2004 localhost.zone
-rw-r--r-- 1 named named 415 8月 26 2004 named.broadcast
-rw-r--r-- 1 named named 2518 8月 26 2004 named.ca
-rw-r--r-- 1 named named 432 8月 26 2004 named.ip6.local
-rw-r--r-- 1 named named 433 8月 26 2004 named.local
-rw-r--r-- 1 named named 416 8月 26 2004 named.zero
drwxrwx--- 2 named named 4096 8月 23 05:33 slaves


[root@host var]# cd /etc/rc.d/init.d←/etc/rc.d/init.dにもnamedプログラムが入っていますので、こちらも確認
[root@host init.d]# ls named
named

<2.ネームサーバーを起動しよう>

以前のバインドだと、インストールを終了しても動きませんでした。
設定ファイルが無いからです。

しかし、現行のバージョンは、以下のコマンドですぐに動きます。
それを確認します。


※バージョンの確認は、yum list installed | grep bind でできます。

<ネームサーバーが動かない確認>

[root@host root]# /etc/rc.d/init.d/named start←ネームサーバーを起動する
Starting named: [ OK ]←成功

fedora core2 の時、bindは、上記のようにやっても、起動できませんでした。
なぜなら、面倒な設定が必要だったのです。現行は、そのような面倒な設定が必要ありません。

<3.ネームサーバーを使って、ネットへ接続>

ネームサーバーが本当に動いているか、つまり名前解決をしているか確認します。
クライアントPCのDNSサーバーの設定を、以下のようにあなたのサーバーで指定してみましょう(192.168.0.102).。


この状態で、ホームページを見ることができれば、ネームサーバーが動いていることになります。

<画面:ネームサーバーを使って、ネットへ接続>




このような設定をして、インターネットにアクセスできましたか?

※ 192.168.0.102 は、私のサーバーのIPアドレスです。
  ここは、適宜読み替えてください。


<4.ネームサーバー起動と自動起動を設定>

ネームサーバーを起動します。
また、自動起動の設定もオンにしておきます。

↓起動と自動起動設定

<起動と自動起動設定>

[root@host root]# /etc/rc.d/init.d/named start←ネームサーバーを起動する
named を起動中: [ OK ]←成功

[root@host root]# chkconfig named on←電源が入った時の自動起動設定
[root@host root]#chkconfig --list named
named 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ←確認。3番目がオンなので自動起動します
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