Linuxのホスト名を変更する
Linuxのホスト名
インターネット上で、コンピュータを識別するのはIPアドレスです。
しかし、表面上(人間)はIPアドレスなんて意識しません。
意識するのは、ドメインとホスト名です。
例えば、以下のwwwやxxxがホスト名に該当します。
http://www.example.com
http://xxx.example.com
Linuxでは、ホスト名がデフォルトで設定されている場合が多いですが、
その変更方法をみておきましょう。
ループバックアドレスとホスト名
多くの場合、Linuxをインストールすると、マシンのホスト名とループバックアドレス(127.0.0.1)との関連付けが、
/etc/hostsに書いてあります。
#vi /etc/hosts
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
ちなみに、ループバックアドレスは特別なIPアドレスで、そのマシン自体を指す仮想IPアドレスです。
一時的にホスト名を変更する場合
マシンの再起動も何もしないで、とにかく一時的にホスト名を変更(追加)する場合は以下です。
#hostname xxx
(上記の場合、xxxに変更)
これで、xxxというホスト名に変更しました。
しかし、再起動すると変更は無効になります。
恒久的にホスト名を変更する場合
再起動しても元に戻らないようにホスト名を設定するには、2箇所のファイルの変更が必要になります。
#vi /etc/hosts
127.0.0.1 xxx localhost.localdomain
localhost
#vi etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
HOSTNAME=xxx
GATEWAY=192.168.0.1
※大雑把に言いますが、GATEWAYはルータのことね。
変更が終わった後は、ネットワークの再起動を行います。
# /etc/rc.d/init.d/network restart
再起動後、hostnameコマンドでホスト名を確認しましょう。
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