Eclipseが遅くて重い。高速化した対処法
Eclipseの動作が遅くて重くて仕事にならない
Eclipsのインストール後、しばらく使っていると動作が遅くなりました。
ソースファイルを開くだけで10秒。設定ファイルを開くだけで10秒。
・・・・「遅すぎる!」。これでは仕事になりません。
まずは、Eclipseのzipファイルの解凍が失敗していないか?疑うこと。
それでも駄目な場合、サーチマン佐藤はEclipseの設定ファイル(eclipse.ini)を変更することで改善しました。
参考にしてください。
eclipse.ini
Eclipseをインストールしたフォルダに、eclipse.iniファイルがありますね。
私の現状のEclipseでは、eclipse.iniの中身は以下になっています。
-product
org.eclipse.epp.package.jee.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.appendVmargs
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.8
-XX:+UseG1GC
-XX:+UseStringDeduplication
--add-modules=ALL-SYSTEM
-Dosgi.dataAreaRequiresExplicitInit=true
-Xverify:none
-javaagent:dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
-javaagent:lombok.jar
バージョンによって、多少違うと思いますが、上記のような感じです。
Java仮想JVMマシン(JVM)のメモリを指定
Eclipseが遅い原因は、Java仮想JVMマシン(JVM)のメモリが不足しているようだったので、 明示的に指定することにしました。
以下の2行をeclipse.iniに追記しました。
-Xms1024m
-Xmx1024m
Xmsは初期割り当てメモリ。Xmxは最大割り当てメモリ。
どちらも、1024m(メガ)=1G(ギガ)を充ててみました。
-product
org.eclipse.epp.package.jee.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.appendVmargs
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.8
-XX:+UseG1GC
-XX:+UseStringDeduplication
--add-modules=ALL-SYSTEM
-Dosgi.dataAreaRequiresExplicitInit=true
-Xverify:none
-javaagent:dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
-javaagent:lombok.jar
-Xms1024m
-Xmx1024m
最後の2行が追記した箇所です。Eclipseを再起動すると反映します。
(PCのスペックによって上記の値は調整ください)
私の場合、このeclipse.iniの追記で一気に高速化した。
セキュリティソフトのOFFも有効
後、少し影響あったのがセキュリティソフト。
セキュリティのリアルタイムスキャンをOFFにすると速くなった気がします。
何かするたびに、スキャンしていたら、そりゃ遅いわけで。
Eclipseが遅いと仕事になりませんので、この辺を見直してみてくださいね。
解凍に失敗した中途半端な状態だと遅い
Eclipseは、zipファイルで提供されることが多いですし、その容量はメッチャ大きい。
Windowsのデフォルトの解凍だとエラーになるし、
有名なLhaplus等でも一部に解凍エラーが出ました。
解凍エラーを気づかずに使っていると、メッチャ遅くて重いです。
一部のファイルに解凍エラーが出てないか?一度、疑ってみましょう。
ちなみに私は、7-Zip解凍ソフトを使いました。おススメです。
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