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Javaって何?用語や概念

Java初心者のための用語や概念

「Javaを使おう」って決心しても、初心者は戸惑う。
Java SE(J2SE),Java EE(J2EE),Java ME(J2ME), JRE,JDK(J2SDK)
・・・・何だこれ?(苦笑)

そこで、このページでは、
それらの用語やJavaに関する概念を分かり易く解説します。

モヤモヤ吹っ飛ばして、いってみましょう。

Javaを動かすために必要なもの

Javaを動かすためには、以下の4つが必要です。

上記4つは、windows 、Mac、linux には元々 存在していません。

従って、ソースコードは、アナタがこれから書くので準備不要ですが、
それ以外の3つ は、インストールする必要があります。

その3つについて、以下に説明していきます。

API

Javaを勉強すると、まず、
Java SE(J2SE)、Java EE(J2EE)、Java ME(J2ME)・・・
この辺が特に意味不明ですね。

簡単に結論を言うと、これらがAPIと言って、いわゆる関数群です。
関数がわからなければ、ツールと理解してもOKです。

そう、APIはツール。

Javaに限らず、他の言語でも関数(ツール)はありますよね。
大抵の言語は、その言語をインストールする(実行環境をつくる)と、
丸ごと関数(ツール)もついてくる。

しかし、Javaは死ぬほど関数がいっぱいある。

だから、標準的なJavaの実行環境を作っても、全部の関数がない。
従って、 必要に応じてインストールする。
そんなやり方になっています。

そのうち代表的なAPI(関数群)が、上記の Java SE、Java EE、JavaMEです。
以下、簡単に述べますね。

Java SE
Javaを使うための最も基本的なAPI。
表示するための関数とか、これが無いと始まらない。

Java EE
ちょっと高級なAPI。
サーブレットなど、Web上で動く関数です。

Java ME
これも高級なAPI。家電や携帯端末に組み込む。
関係ない人は関係ないけど、その分野の人にはメッチャ必要。

最後に。
APIは、Javaでは、jarファイルというzipファイルで提供されます。

Java VM(Java Virtual Machine)

Javaを動かすためには、もちろんアナタのソースコードも必要ですが、
動かすためのJavaの実行ツールが必要です。

そのJavaの実行ツールを、
Java VM (Java Virtual Machine)と言います。
日本語的には、Java実行環境とも言います。

Java VMは、 WindowsやLinuxに標準でついていませんので、
インストールする必要があります。

コンパイラ

ソースコードと実行環境(Java VM)があれば、Javaは動きそうです。
でも、まだ動きません(笑)。

ソースコードを実行できるファイル形式に変換する必要 があります。

それを、コンパイル といい、 そのツールをコンパイラ といいます。

Java基本セット

どうでしょう。少し見えてきましたか。 図にすると、こんな感じです。

Java基本セット

Java初心者にとは、やたら英語の略称が出てきて戸惑いましたね。
でも、整理して覚えると簡単です。

でも、概念はわかったけど
「どうやって使うんだ?」って話です。

実は、上図に示すようにJDK (Java Development Kit)と言って、
Javaの基本セットが提供されています。

我々がすべきは、JDKをインストールするだけ。
つまり、クリックするだけ(笑)。

と言うことで、色々と説明してきましたが、
JDKをインストールすれば、API、Java VM、コンパイラが揃うので、
後は、アナタがソースコードを書けばJavaは動きます。

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