JDKをインストールしてHelloWorld
前回、JDKがJava基本セットと説明しましたね。
そこで、まずは、そのJava基本セット(JDK)
を使い、
手動でHelloWorldを作成し実行します。
ツールに頼らず、手動でコマンドを直接操作して実行感覚をつかんで頂く。
とっても重要です。 いってみましょう。
前回、JDKがJava基本セットと説明しましたね。
そこで、まずは、そのJava基本セット(JDK)
を使い、
手動でHelloWorldを作成し実行します。
ツールに頼らず、手動でコマンドを直接操作して実行感覚をつかんで頂く。
とっても重要です。 いってみましょう。
基本的には、以下のサイトからダウンロードします。
しかし、JDKは色々とバージョンも多すぎだし、
上記のページで混乱する感じなら、私が既に入手した
JDKのダウンロードページをご利用ください。
上記ページからは、以下のJDKファイルが入手できます。
jdk-8u241-windows-x64.exe
(Windows64bit用)
手っ取り早く、このテキストとも整合性がとれますよ。
上記で手に入れてもいいし、どこで手に入れてもいいですが、
とにもかくにも、何かJDKを準備してくださいね。
何もないと始まらないので、 準備しましょう。
JDKのインストールの前に、ATOK使用者は以下の処置をしておきましょう。
では、jdk-8u241-windows-x64.exeをダブルクリック。
「変更を許可しますか?」と出たら、はい(Y)をクリック。
セットアップ案内が出ますので、「次へ」をクリック。
※2019年2月よりライセンスが変更になりました。
※勉強する分(商用利用以外)には、特に今までと変更ありません。
「次へ」をクリック。
それなりに時間がかかります。
インストール先フォルダです。そのまま「次へ」をクリック。
・・しばらく時間(5分)がかかります。
インストール完了後に、「閉じる」をクリック。
以上で、JDKのインストール完了です。
インストールが完了すると、以下のフォルダが出来ていますね。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_241
このJDKフォルダの下にbinフォルダがあります。
このbinフォルダに格納されたJDK実行ファイルでJavaは動きます。
しかし、実行するたびに、いちいちJDKのbinに移動するのは面倒です。
そこで、パス という仕組みを利用します。
パスを利用すると
どこからでもJDKのbin配下のファイルを利用できる。
この仕組みを、パスを通すと言います。
パスを通す作業は、大きく二つです。
以下、Windowsでのパスを通す具体的な作業を説明していきます。
JDKにパスを通す場合、一般的にはJAVA_HOMEという環境変数を設定します。
Windowsの検索窓に「システムの詳細」と入力し、
「システムの詳細設定の表示」(コントロールパネル)をクリック。
詳細設定から、さらに環境変数をクリック。
すでにJAVA_HOME
が設定されている場合は、
JAVA_HOMEを選択して「編集」をクリック。
(↑JAVA_HOMEが無い場合は)
ユーザーの環境変数の「新規」をクリックして、
以下のように、JAVA_HOMEという環境変数に、
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_241
を入力してOKをクリック。
以上で、JAVA_HOMEの設定が完了です。
変数のPATH を選択して、編集をクリックします。
(システム環境変数でなく、ユーザー環境変数で )
新規で「%JAVA_HOME%\bin」を追加しましょう。
( 既存の設定を削除しないように、気をつけてください)
OKですね。
開いている画面は、「OK」をクリックして閉じましょう。
この設定により、JAVA_HOMEのbinにパスが通りました。
では、JDKのbinフォルダにパスが通ったか確認しましょう。
Windowsの検索窓に「コマンドプロンプト」と入力しクリック。
コマンド待ちの画面が出てきますね。
以下のように、コマンドを打ってみましょう。
(間に半角スペースを忘れないで)
>javac -version
>java -version
以下がコマンド実行画面です。
C:\Users\sato>javac -version
javac 1.8.0_241
C:\Users\sato>java -version
java version "1.8.0_241"
Java(TM) SE Runtime ・・・
確認すべきは、以下です。
javac 1.8.0_241
java version "1.8.0_241"
コンパイル環境(javac)と実行環境(java)
この二つが揃って1.8.0_241なら、正しくパスが通ったことになります。
バージョンがずれていたら、旧いJDKをアンインストールすると良いでしょう。
HelloWorldプログラムを置くフォルダとしてc:\javaを作ります。
エディタソフト(Atom、秀丸、VSCode等)を使って、
以下のソースコードをコピペして、
public class HelloWorld {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello World!");
}
}
作ったら、ファイルの拡張子が「.java」を確認してください。
※拡張子が出てこない場合は、エクスプローラの設定を見直します。
今後もプログラム作るなら、拡張子は見えるようにしておきましょう。
実行には、コマンドプロンプトから、以下の3つのコマンドを打ちます。
意味は、以下の通り。
実際の画面での表示。こんな感じでコマンド打ちましょう。
実行したら、ディレクトリを確認。
コンパイルしたファイル HelloWorld.classが、新たに作成されています。
以上ですが、うまく実行できましたか?
うまくいかない場合は、質問してくださいね。
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